4月26日

明日からジムが工事でしばらく休みに入る。平成最後のジムおさめである。背中45・胸57.5・足150。

 

映画の前の短い時間で居酒屋「つぎや」に入る。カリカリの豚足はうまい。

 

クリント・イーストウッド監督最新作『運び屋('18)』。御歳88歳イーストウッドが監督主演作。実際にあった麻薬カルテルの運び屋をしていた老人の話を映画化。ひさしぶりに出演するイーストウッドの老人ぶりには切なくもなるが、なんと、濡れ場も演じており、肉体は老いてもなお、まだまだ健在である。幼い頃に別れた実の娘アリソン・イーストウッドをほぼ同じような役で起用するあたり、主演の運び屋の老人がイーストウッドにも重なっていく。また、人種差別的な発言も平気でする(かといって差別を助長する演出ではない)のも、ポリティカル・コレクトネスに批判的だとされるイーストウッドの意図がこめられている気がする。

サバービアチルドレンとしては、スパイラル・ステアケース「More Today Than Yesterday」が流れ、ある重要な場面で歌詞がフィーチャーされていたのには感動的であった。

エンディングのカントリー歌手Toby Keith「Don't Let the Old Man In」の「老いを迎え入れるな もう少し生きたいから」とフレーズにあるように、これからも作品を撮り続けていってほしい。